ジャパンハウスサンパウロ内の和食レストラン“藍染”にて開催された、熊本の食と酒を楽しむイベント「郷土でぃなーKYODO DINNER-熊本県-」が現地2月25日、無事執り行われ、約60名が参加する満員のイベントとなり、盛況のうちに終えました事をご報告申し上げます。


以下、簡単ですが、当日の様子の写真を交え、概要を報告させていただきます。
①飯田アレシャンドレ氏による熊本の食と酒のプレゼン

酒サムライ飯田アレシャンドレ氏によって「郷土でぃなー KYODO DINNER」プロジェクトの主旨説明。その第一弾として弊会代表の西田との共同企画として「熊本県」を選んだこと。実際に足を運んだ熊本の特徴や食の紹介。そして今回の食材や酒の説明などをユーモアも交えて展開。
今年10月にはブラジルからの熊本ツアーを組んで募集していることなどにも話が及んだ。
②SAMURAI NISHIDAによる熊本の特徴と想い、赤酒による乾杯

弊会西田(現地ではSAMURAI NISHIDAとしてイベントではパフォーマンスを行なっている)によって、これまでの熊本物産プロモーションの経緯や想いを語り、集っていただいた参加者への感謝と今後の幸せな人生を願って、赤酒で乾杯の音頭を取り「郷土でぃなー」がスタート。
熊本から実際に現地イベントに参加し、会場では来場から会中〜退場時まで参加者と話をしたり、写真撮影の対応、食事しているメニューの説明や補足など、会場全体の熱量や会自体の濃度を高める存在となっていた。
③白石テルマ氏による創作熊本懐石料理の提供と、日本酒のカップリング


食前酒〜前菜〜お造り〜椀物〜お食事〜甘味とカップリングの日本酒まで合わせて合計12品目。熊本の食材の魅力や質の高さを存分に活かしつつ、藍染オーナーシェフの白石テルマ氏のアレンジによって彩りや華やかさを加えられた料理の数々は、その見た目で参加者を魅了し、さらに口に入れて笑みが溢れ出すほどの仕上がりに、会場全体が和やかなムードに包まれた。
④熊本の郷土の味や歴史・文化をサンパウロで知るきっかけに



会食中は終始、飯田アレシャンドレ氏や西田が会場の各テーブルをまわり、料理やお酒の説明をしたり、参加者の参加動機や料理の感想を伺うなど、楽しげな会話を各所で盛んに重ねる様子も大変印象的であった。


また、会場前方に設置した展示ブースにも多くの参加者が訪れ、商品や熊本の紹介パンフレットを手に取って興味深く観察する一般参加者、展示食品のお店での使い方などを尋ねる飲食店オーナー、価格や商品仕様などを詳しく尋ねるバイヤーなど、こちらのブースでも盛んなコミュニケーションが行われた。展示の商品はサンパウロに輸送中、または既に販売されている商品などもあり、興味関心に溢れていた様子。
参加者——————-
食品関係インポーター・商社、飲食店オーナー、食品スーパー、サンパウロ領事館、日本食に精通する一般消費者、その他関係者など、約60名
提供した食材・酒(メニュー)——————-

◯食前酒・ウェルカムドリンク【赤酒】
◯前菜【からし蓮根】【豆腐の味噌漬け】
◯お造り【透明醤油のお造り】
◯椀物【太平燕タイピーエン】
◯お食事【赤牛のニシダソース焼き】【高菜炒めご飯】【だご汁と南関揚げ】【海苔の佃煮・味付け海苔】
◯甘味【陣太鼓】
日本酒:
九曜正宗(熊本県酒造研究所)
純米吟醸れいざん(山村酒造)
提供メニューのほか熊本の食品を展示、パンフレットなども設置するブースも設営し、参加者の注目を集めた。また、熊本県からの協賛により、参加者にはくまモングッズのプチプレゼントも。


※日系ブラジル移民の歴史や故郷に想いを寄せる機会にも

郷土でぃなーの企画主旨に反応した、参加者の姿も見えた。熊本からの日本人移民の孫世代の方々も団体で参加。彼女らは皆、聞くと白石テルマ氏の学生時代の友人であるそうで、友人が新しく取り組むイベントであること、そしてその今回の企画が熊本であることに呼応し足を運んでいただいた。
祖父母の移民時の日本帝国時代の旅券パスポートの写しや当時の写真などを持ち込み、会場で主催者や参加者にその想いを伝えていた姿がとても印象的であった。

こちらは、熊本県からブラジルへ移民で行かれた方々の子孫の方々であり、その方々と一緒に親善大使、弊会の西田と一緒に撮影したもの。
彼らからいただいた言葉は、
『このような機会を作ってくれてありがとうございます。私たちはあなたが機会を作ってくれたおかげて、祖父母などご先祖様たちが故郷熊本で味わっていた味を実体験としてサンパウロで感じる事ができました。今、私たちは祖父母の知っている味を私たちも体験でき、本当に幸せです。機会があれば熊本へ行きますのでぜひ案内してください!こんな機会をありがとうございます。』
『この写真がおじいちゃんです。こちらがおばあちゃんです。ここには来ていませんが、〇〇さんのおじいさんです。私は今回のこのイベントにどうしても来たかった。もう熊本へ行くことは体が難しいけど、サンパウロまでは来る事ができました。故郷を思い出させてくれてありがとうございました!』
など、故郷を思う気持ちを興奮気味に伝えていた。