この度、ブラジル・サンパウロにて9月11日に開催されました「第5回日伯農業・食料対話 官民合同ビジネスミッション」に弊社から3名が参加し、熊本物産 および 日本産牡蠣ブラジル初上陸 のプロモーション活動を行いましたので、写真を添えて現地よりご報告申し上げます。
イベント概要
1. 輸出プロモーションイベント
坂本農林水産大臣のご挨拶を皮切りに、ブラジル・サンパウロで輸入されている食材を現地シェフがアレンジした料理の試食や、地元熊本の酒の試飲が行われました。レセプションパーティーでは、ホタテや日本産牡蠣を使用した料理が提供され、日本とブラジルの食文化交流の重要性が再確認される場となりました。弊社の西田も場内ではサムライNishida と紹介され登壇、日本食親善大使と共に料理を提供いたしました。
2. 展示エリア
弊社は日本の民間企業として唯一のブースを2つ出展し、「熊本物産」と「日本産初牡蠣」のプロモーションを行いました。坂本大臣もブースにお立ち寄りいただき、熊本商品や日本の牡蠣をブラジルに広めることに対して激励をいただきました。
3. 熊本県人会訪問
本イベント直前には、坂本大臣がサンパウロの熊本県人会を表敬訪問され、懇親会が行われました。熊本県人会と地元熊本との深い結びつきを感じる交流の場となりました。
弊社の取り組みについて活動報告
1. 熊本物産ブースでの成果
お菓子、海苔、ソース、ラーメン、お酒などの展示・PRを行い、今回の実績としてお酒が3社、弊社オリジナルのソースが取引合意に至りました。また、海苔商品やお菓子など6つの商品が具体的な交渉に進んでいます。また現地スーパーにて販売も開始されています。
2. ブラジル向け初のファーストオイスター輸出の実現
広島・岡山産の牡蠣の輸出を実現し、現地での試食イベントでも大好評をいただきました。今回の輸出は、日本とブラジルのさらなる食文化交流への重要な一歩となりました。
3. 現地視察ツアーの企画
現地で300店舗以上のスーパーやコンビニを展開する企業を訪問し、そのビジネスシステムや歴史を学ぶ機会を現地飲食店、商社、生産者と日本企業も参加頂き提供しました。弊社で輸出サポートプログラムを活用されている熊本の商品も多く並んでおり、ブラジルの市場動向を知る貴重な機会となりました。
4. 学校での講演と交流活動
弊社の西田が現地の学校で講演を行い、日本と海外の文化や活動の意義について語りました。日本への留学交流や働く機会についても触れました。また、日本語学校の90周年イベントにも参加し、地域との交流を深めました。
以上、簡単ではございますがご報告申し上げます。
今回の活動を通じて、日本とブラジル、熊本とサンパウロの架け橋となるべく、引き続き努めてまいります。
今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
熊本物産協会(アーチコーサルティング)