ブラジル動物検疫(DIPOA)登録支援について
「ブラジル向け動物性製品のDIPOA登録をワンストップで支援します」
ブラジル動物検疫(DIPOA)登録を、Made in Japan の品質で。
— MAPA認可取得・輸出支援をワンストップで —
動物性食品の登録・ラベル・通関まで、専門チームが伴走します。
DIPOAとは(ブラジル動物検疫登録制度の簡潔説明)
1:DIPOA(ディポア)は、ブラジル農務省(MAPA)が管轄する動物由来製品の検査・登録制度です。日本の「動物検疫・衛生認定」にあたる制度で、ブラジルで動物性食品を販売するにはこの登録が必須となります。
2:登録が必要な主な製品
・肉類・水産品・乳製品・卵製品・蜂産品
・動物性原料を含む調味料・ソース・加工食品
これらは、MAPAが定める衛生基準とラベル表示(ポルトガル語)への適合が必要です。
3:日本企業にとっての重要性
DIPOA登録は、ブラジル市場への正式な輸出許可を得るための第一歩。
認可を取得することで、現地通関・販売が可能に商社・スーパーとの取引が拡大
「品質と衛生の証明」としてブランド価値が向上
私たちは、DIPOA登録からMAPA認可・通関・販売まで、日本企業のブラジル進出をワンストップで支援します。
当社の強み:
1. ブラジル市場で培った実践経験
私たちは、長年にわたりサンパウロ日本祭りや各州物産展を通じて、日本の食品をブラジル市場へ紹介してきました。
現地の商社、飲食店、スーパーとのネットワークを活かし、実際の販売・流通現場を理解した支援を行っています。
2. 制度・手続きの深い理解
ブラジル農務省(MAPA)およびDIPOA登録制度の要件を熟知し、製造施設の登録・ラベル審査・衛生証明・通関など、複雑な手続きをスムーズにサポートします。
現地の行政・専門家とも連携し、最新制度にも対応可能です。
3. 日本とブラジルを結ぶ確かなネットワーク
現地パートナー(弁護士・会計士・物流・商社)との連携により、「登録」だけで終わらない実務支援が可能です。
日本企業の輸出準備から、ブラジル側の流通・販売まで、双方向の支援体制を整えています。
4. 実績と信頼
熊本・岩手・広島・長崎など、全国の自治体や企業と連携し、ブラジル市場での食品・酒類の販路開拓・登録支援を実施。農林水産省・JETRO・JICAなどとの連携経験もあり、これまで多数の製品がDIPOA登録および現地販売へ成功しています。
「現地を知り、日本を活かす」——
私たちは、経験と信頼で日本企業の海外挑戦を支えます。
支援サービス内容
1. 製造施設登録サポート
ブラジル農務省(MAPA)への製造施設登録(DIPOA認可)を支援します。衛生基準・工程管理・書類整備など、日本側で必要な準備を丁寧にサポート。
MAPAの要件に適合する形で、登録取得まで伴走します。
2. ラベル・翻訳対応
ブラジル市場で販売するためには、ポルトガル語での正確な表示・成分表記が求められます。RTIQ(ブラジル製品規格)およびMAPA表示基準に基づき、ラベル設計・翻訳・審査対応までワンストップで実施します。
3. PGA-SIGSIF電子申請代行
ブラジル政府の**電子システム(PGA-SIGSIF)**を活用した製品登録・更新・認可申請を代行します。現地担当者との調整やデータ入力も代行し、短期間・確実な登録取得を実現します。
4. 現地通関・物流パートナー紹介
登録後の輸出・販売フェーズまで見据え、通関・検疫・物流の現地専門チームをご紹介します。サンパウロを中心に、商社・倉庫・輸入代行業者との連携により、スムーズな輸出実務と販売支援が可能です。
登録から輸出、そして現地流通まで。
私たちは、日本企業のブラジル市場参入をワンストップで支援します。ブラジル市場向けDIPOA登録および販路開拓を実施。サンパウロ日本祭りや「ふるさといいもの展」での試飲・商談を通じて、現地レストラン・商社との取引が実現しました。
実績・事例紹介 — オイスター(牡蠣)プロジェクト
ブラジル市場での挑戦と成果
日本の水産業を代表する高品質な牡蠣を、ブラジル市場で販売するためにDIPOA登録・MAPA認可取得プロジェクトを推進しました。
生鮮・冷凍・加工の各形態において、ブラジルの衛生基準・水産検査要件・ラベル表示規格を満たすための総合サポート体制を構築。
製造施設の書類整備、検査対応、ポルトガル語表示の最適化、そして現地物流ネットワークとの連携を通じて、日本のオイスターが正式にDIPOA登録を取得しました。



成果と展開
ブラジル農務省(MAPA)によるDIPOA登録・SIF番号取得
サンパウロ市内レストラン・高級スーパーへの試験販売を実施
「ふるさといいもの展」・「サンパウロ日本祭り」での試食イベントを開催
現地商社との共同販促を通じ、継続販売ルートを確立
「生食用の牡蠣をブラジルへ届けるのは前例が少なく、手続きも複雑でしたが、一つずつ丁寧に解決してもらい、無事に登録・販売が実現しました。」
オイスター生産者(広島県)
意義と展望
この取り組みは、日本の水産加工技術と安全基準が国際的に認められた証であり、
DIPOA登録を通じて日本の水産物が新たな販路を得た事例となりました。
今後は、冷凍加工・瓶詰・調味オイスターなど、
ブラジル現地での継続展開とブランド化を進めています。
「日本の海の恵みを、ブラジルの食卓へ。」
私たちは、地域の水産業と世界の食文化をつなぐ架け橋であり続けます。
差別化ポイント(他社との違い)
1. 最新制度・法改正への即時対応
ブラジル農務省(MAPA)は、近年PGA-SIGSIF電子システムやRTIQ表示基準など、制度改正が頻繁に行われています。
当社では、現地提携専門家・通関担当者とのネットワークを通じて、常に最新の法令・登録制度に即応できる体制を整えています。
法改正に遅れない情報提供と、的確な再申請対応で、お客様の製品が常にブラジル市場で流通可能な状態を維持します。
2. 日本語 × ポルトガル語の両対応サポート
DIPOA登録に関わるすべての書類、ラベル、表示、申請は日本語・ポルトガル語の両言語で対応可能。
翻訳のみならず、「行政文書として通用する専門表現」で整えることで、MAPAへの提出精度を高め、審査期間の短縮を実現しています。
また、現地関係者との調整・商談・交渉も、ポルトガル語での直接対応が可能です。
3. 再登録・更新・現地フォローまで一貫支援
登録はゴールではなく、始まりです。
当社では、DIPOA登録後の再登録・更新手続き、ラベル変更・製造工程変更時の再審査対応、さらに現地での流通・販売支援までを一貫サポートします。
「登録して終わり」ではなく、「販売が続く仕組みづくり」を重視し、長期的なパートナーシップを築いています。
最新情報 × 二言語対応 × 継続サポート。
私たちは、登録の“その先”まで伴走する、唯一のDIPOA支援チームです。
確かな実務力で、「高いハードル」を越える。
DIPOA登録やMAPA認可は、単なる書類作業ではありません。
それは、ブラジルという厳格な市場に「日本の品質を証明する」プロジェクトです。
登録費用、翻訳、検査、物流——
どれを取っても、安価な対応では通用しない領域です。だからこそ、私たちは「正確さ」と「継続性」を最も重視しています。
投資に見合う成果を。
当社は、単に登録を通すだけではなく、販売・継続輸出につながる「実効性のある登録」を行います。
一度の登録で終わらせず、長期的に維持・更新できる体制を構築することで、
結果として費用対効果を最大化します。
「最初に正しくやる」
——それが、海外輸出を成功させる唯一の近道です。
信頼を預ける価値のあるチーム。
私たちは、これまで50社以上の日本企業をブラジル市場に導き、多数の登録・販売成功実績を築いてきました。
行政との折衝、書類作成、ラベル翻訳、現地通関、販路支援まで——
全てを一貫して任せられる国内唯一のチームです。
「確実に通す」DIPOA登録は、経験と信頼のあるチームに。
私たちは、あなたの大切な製品を世界へ届ける責任を、誇りを持って担います。
まずはご相談ください。
初回ヒアリングで、登録可否・必要手順・概算費用を丁寧にご案内いたします。
DIPOA(ブラジル動物検疫登録制度)の詳細について
🇧🇷 DIPOA/MAPAの制度概要
DIPOA(Departamento de Inspeção de Produtos de Origem Animal)は、
ブラジル農務省(MAPA:Ministério da Agricultura, Pecuária e Abastecimento)が管轄する、動物由来製品の検査・認可制度です。
ブラジル国内で動物性食品を販売・流通させるには、製造施設・輸出者・製品ラベルなどがこのDIPOA制度に基づいて「登録・認可(SIF番号付与)」を受ける必要があります。
DIPOA登録は、日本で言うところの「動物検疫・衛生管理認定」に相当し、輸出前にブラジル側での承認を得ることで、現地通関・販売が可能となります。
登録が必要な製品カテゴリー
DIPOA登録の対象となるのは、動物由来の原料を含む製品です。
主なカテゴリーは以下の通りです:
区分 :対象例
・肉類・食肉加工品 :
牛・豚・鶏・羊・ジビエなどの冷凍・加工製品
水産品 :
魚介類・乾燥・冷凍・練り製品など
・乳製品 :
牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイス、乳飲料など
・卵製品 :
液卵、粉末卵、マヨネーズなど
・蜂産品 :
はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリス等
・その他 :
動物性原料を含む調味料、スープ、ラーメンスープ、ソースなど
これらはすべて、MAPAが定める「RTIQ(製品品質基準)」および「ラベル表示規格(ポルトガル語表記)」への適合が求められます。
なぜ日本企業にとって重要なのか
ブラジルは南米最大の消費市場であり、食品安全・衛生基準が厳格です。
DIPOA登録を取得することで、次のようなメリットがあります。
① 正規輸出ルートが開ける(非登録製品は原則輸入不可)
② 現地の商社・バイヤーと正式契約が可能になる
③ 「衛生・品質を証明された日本製品」としてブランド価値が高まる
④ 政府・自治体・大型スーパーとの商談機会が広がる
つまり、DIPOA登録は「輸出のための通行証」であり、日本企業がブラジル市場に本格参入するための第一関門かつ信頼の証です。
私たちは、この複雑なDIPOA登録プロセスを、日本語・ポルトガル語の両言語でサポートし、日本の食品メーカーが安心してブラジル市場へ進出できる環境を提供します。